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2024年からスタートした新NISAは、旧NISAと比べて投資枠が大幅に拡大し、非課税期間も無期限になるなど、資産形成において非常に強力な制度です。「これから投資を始めよう」と考える人にとって欠かせない存在となりました。
しかし、新NISAだからといって “なんでも買っていいわけではない” という点は見落としがちです。
むしろ、非課税枠が貴重だからこそ、適さない商品を買ってしまうと機会損失になってしまいます。
そこで本記事では、新NISAで買ってはいけない商品 を初心者にも分かりやすく解説します。
値動きの激しい短期売買向け銘柄
新NISAの最大のメリットは 非課税で長期運用できること。
この「長期前提」という制度の特性上、短期の値動きを狙う商品とは非常に相性が悪いです。
▷ 買わないほうが良い商品例
- 急騰急落するテーマ株
- 仕手株
- 出来高が少なく値動きが荒い小型株
これらは短期で利益を狙うには向いていますが、長期保有すると大きく値下がりしやすいのが特徴。
新NISAでは 損益通算ができない ため、損が出ても税制で補えない点に注意です。
そのため、値動きの激しい銘柄で勝負するのは非常にリスクが高くなります。
高コストな投資信託
新NISAでは、つみたて投資枠・成長投資枠ともに投資信託が選択肢に入ります。
しかし、その中には 手数料が高すぎる商品 も存在します。
▷ 避けるべきポイント
- 信託報酬が1%以上
- 販売手数料(購入時手数料)がかかる
- パフォーマンスに対してコストが見合わないアクティブファンド
投資信託は長期で保有するほど、手数料による差が大きくなります。
特に新NISAは長期運用が前提となるため、高コストファンドは複利効果を妨げる大きなデメリット となってしまいます。
現在は低コストのインデックスファンドが充実しているため、むやみに高い手数料を払う必要はありません。
毎月分配型の投資信託
一時期大人気だった“毎月分配型ファンド”。
しかし、新NISAでは特に 買ってはいけない代表格 と言えます。
▷ 理由
- 分配金の多くが元本取り崩しである場合がある
- 分配金が増えるほど複利効果が働かない
- 長期保有に向かない構造が多い
新NISAは非課税で運用できるからこそ、複利の力を最大限に生かすべき制度。
しかし毎月分配型は資産を増やすより「取り崩す」方向に働きやすいため、長期投資としては不向きです。
レバレッジ型・インバース型ETF
レバレッジ商品は、価格変動を何倍にも増幅させるタイプの投資商品です。
短期的に値動きを楽しむには向いていますが、新NISAとの相性は最悪 です。
▷ 買ってはいけない理由
- 長期保有すると価値が目減りしやすい
- 市場が横ばいでも減価する
- ボラティリティ(値動き)が激しすぎる
NISAは長期保有前提で制度が設計されているため、短期売買に向いているレバレッジ・インバース型を非課税枠に入れてしまうと、損する可能性が非常に高くなります。
理解できない複雑な仕組みの商品
投資の基本は「理解できないものには手を出さない」。
特に新NISAは非課税枠が貴重なので、理解できない商品に使うのはリスクが大きすぎます。
▷ 例としては…
- 仕組債
- 高度なデリバティブを含むファンド
- 何をして利益を出しているのか分からない投資信託
こうした商品は専門知識が必要で、想定外の損失が出る可能性も。
初心者ほど避けるべき領域です。
個別株の中でも業績不安の高い銘柄
成長投資枠では個別株を購入できますが、中には避けたほうがよいケースもあります。
▷ 避けるべき株の特徴
- 業績が右肩下がり
- 赤字が続いている
- 優待が魅力的なだけの銘柄
- 配当が維持できない高配当株
新NISAでは損失を税制でカバーできないため、倒産リスクや業績悪化のリスクが高い銘柄に投資するのは危険です。
優待目的で買ったものの、優待廃止とともに株価が急落し、そのまま売れずに大きな損失になるケースもあります。
生活資金まで使って購入する商品
新NISAは魅力的な制度ですが、投資に適した余裕資金で行うことが大前提です。
▷ 買ってはいけないケース
- 緊急資金を投資に回してしまう
- 生活費を圧迫してまで購入する
- 価格下落に耐えられず売却してしまう
長期運用に耐えるためには、余裕資金であることが必須です。
焦って投資してしまうと、値下がり局面で精神的に耐えきれず、損切りしてしまう恐れがあります。
まとめ:新NISAは“長期・低コスト・理解できる商品”が鉄則
新NISAで買ってはいけない商品には、一貫した特徴があります。
- 短期売買向きである
- 手数料が高く長期投資に向かない
- 複雑で理解しづらい
- 長期で価値が減少しやすい
新NISAは、長期間にわたり資産を育てるための制度。
その特性を生かすには、「低コスト・長期成長・分かりやすい商品」 を選ぶことが重要です。
投資は商品選びがすべてと言っても過言ではありません。
今後の資産形成の成功のために、ぜひ焦らずじっくりと商品選びを進めてください。


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